『消毒効果が期待される検証試験が実施!』
2020/05/20
『消毒効果が期待される検証試験が実施!』
日本では緊急事態宣言が解除された地域が発表されましたが、今後も「新型コロナウイルス」への警戒が必要です。その感染予防策の1つとしてドアノブなどの消毒にエタノールが有効ですが品薄状態です。そこで他の成分での検証試験が行われていますので、そのご紹介をさせて頂きます。
【試験機関】
経済産業省の要請に応じ、NITE(ナイト)「独立行政法人 製品評価技術基盤機構」で新型コロナウイルスに対する代替消毒方法について検証試験が着手されています。
【検証試験】
新型コロナウイルスの代替として、使用可能なインフルエンザウイルスを用いて実施。
【検証試験結果】(濃度0.1%、反応時間5分でウイルス感染価の減少値による結果)
【効果あり】
界面活性剤:直鎖アルキルヘベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルグリコシド、ポリオキシチレンアルキルエーテル、アルキルアミンオキシド、脂肪酸カリウム、脂肪酸アルカノールアミド、塩化ベンザルコニウム
〇次亜塩素酸水
〇第4級アンモニウム塩(塩化ベンザルコニウム)
【今後の新型コロナウイルスによる検証試験計画】
国立感染症研究所及び北里大学大村智記念研究所で、界面活性剤8種、次亜塩素酸水に加えて、過炭酸ナトリウムの検証試験を実施する事となっております。
【逆性石鹸とは?】
よく見かける「逆性石鹸」とは、陽イオン(カチオン)界面活性剤のことをいいます。通常の石鹸や洗剤で使用される界面活性剤とはイオン性が“逆”になるため、逆性石鹸と呼ばれます。塩化ベンザルコニウムは陽イオン界面活性となります。
【エンベロープウィルスへの効果は?】
脂質等からできている膜(エンベロープ)に対し、界面活性剤の効果が考えられ、現在その有効性が実証されつつあります。
※消毒効果の試験経過については、『 NITE 』 とネットで検索して下さい。
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除菌効果のある塩化ベンザルコニウム(逆性石鹸)を配合した製品です。 いろいろな*加工剤との併用が可能です。
詳細は別紙PDFをご参照願います。